認知症ママとケアマネ娘の介護離職日記

ヘルパー・ケアマネ・訪問調査員の仕事を経験し、現在は2回目の2拠点(実家と自宅)生活中。特養の母、同居中の父との生活をつづります。 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

最期の瞬間を看取る👵

こんにちは。

母は足の浮腫から歩行が困難になり、転倒の危険が出てきた時に、「眠りスキャン」が導入されました。

けれど、すぐに自力歩行ができなくなり、転倒の危険が少なくなったため、「眠りスキャン」の使用は中止となりました。

そして、「看取り」が開始となった時に、呼吸数や心拍数の確認のため、再度「眠りスキャン」が導入されていました…。

 

*今日の記事には、母が亡くなる瞬間のことまで記入しています。怖いと思われる方や苦手な方は、読まないでくださいね😊

 

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🍀🍀🍀

 

4/6(土)は朝から何度もナースコールボタンが点滅し、ピンポンピンポンと小さく音が鳴っていました。

母の呼吸は少し早くなっていましたが、目を開いてあまり変わりない様子で、「他の部屋でナースコールを押すと、連動して鳴るのかな?」と思っていました😅

 

9時頃に、看護師さん👩‍⚕️と職員さん🧑‍🦱がドアをノックし、ドアの外から手まねきしていたので、モモが行ってみると…

🧑‍🦱「『眠りスキャン』が呼吸数の異常を感知して、朝から音が鳴りすみませんでした。感知する回数を変更してみたのですが、やはり鳴ってしまって…💦」

👩‍⚕️「呼吸数が早くなっているので、できるだけお二人で過ごせるように、入室を控えたいと思います」

👩‍⚕️「除圧やオムツ交換も、身体への負担を考えてやめていますが、希望があればいつでも行いますので、言ってくださいね」

 

👩「はい、もう…近いということですね。変な話ですが、最期になった後では、オムツとか替えてもらえるのですか?」

👩‍⚕️「もちろん、替えてきれいにさせてもらいます」

👩「よろしくお願いします」

🧑‍🦱「何でも言ってくださいね…」

 

自分の家族に連絡し、妹にも伝え、妹から妹家族へも連絡。

👩「👴には、まだ言わないであげてね」

妹「うん、わかった。お仏壇のお花が弱ってきているけど、どうしようか…」

👩「まだ、時間はあると思うから、お花とお供えのお菓子を買ってきて、新しい物に替えておいてくれる?」

妹「👴はベッドで寝てるから、買い物行ってくる」

 

11:00にモモのダンナと息子達🧔👨がやってきました。

 

🧔「確かに、今までは冷たい手で触ったら、『あっ』って手を動かしてたけど、今日はないなぁ…」

👩「そやね…。あんまり反応がなくなってきてるね。手もちょっと体温が下がってきてるね…」

 

モモは3人に見守りを頼み、急いで近くのスーパーへ、みんなの昼食を買いに行きました。

桜が満開で、スーパーはお花見のお弁当を買う人たちで、大盛況でした🌸

(お母さん、桜が満開だよ…)

 

みんなでササッと、おにぎり🍙・焼き鳥・フルーツを分けて食べました。

実家では、👴と妹で近くのお店へ行き、天ぷら定食を食べたそうです。👴の気を紛らしてくれて、ありがとね…。

 

13:00頃に母は、小さく「ぁー」と声を出しながら息を吐き、「ハッ」と息を吸うようになりました。

13:45頃には、短く「ハッ」と息を吸い、「ハッ」と吐き、その後数秒、息が止まるようになりました。

手の爪や唇が「チアノーゼ」で薄く紫色になってきて、拘縮(こうしゅく)して下側になっていた指を見ると、指先全体が紫色になっていて驚きました。

看護師さんから「そうなる」と聞いていたので、足先も布団をめくって見てみると、やはり紫色になり始めていました…。

 

そして13:55頃、「止まってるよね…」と家族4人で、完全に呼吸が止まったことを確認し、モモがナースコールを押しました。

職員さんからすぐに連絡がいって、看護師さんが来てくれ、瞳孔と脈の確認をしてくれました。

「死後硬直」が始まる前に、看護師さんに処置や更衣をしてもらわないといけないので、モモ達家族は部屋を出ました…。

👩「よろしくお願いします」

本当に最期の瞬間まで、みんなで看取ることができたので、それぞれ「想い」はあったと思うけれど、涙は出ませんでした😊

 

🍀🍀🍀

 

その頃実家では、妹が目を離した隙に、👴が2階へ上がり、喪服を着てみたりしていたようで、

妹「お義兄さんの喪服やネクタイを、勝手に着てみたりして、『ズボンがキツイ』とか言って、グチャグチャにしてしまった…。目を離してごめん」

とLINEがきていました😅

 

👴は仏壇にお菓子を供え…

忘れないように、日付と母の名前を書いたメモを置いたようでした…。

 

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