認知症ママとケアマネ娘の介護離職日記

ヘルパー・ケアマネ・訪問調査員の仕事を経験し、現在は2回目の2拠点(実家と自宅)生活中。特養の母、同居中の父との生活をつづります。 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

特養で母の食事に同席②👵

こんにちは。

2/16(金)に母の食事に初めて同席しました。

 

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伯母が同じ「特養」へ入所していた時は、コロナ前で普通にマスクなしで面会や、食事ができたのですが、

母はコロナ渦での入所となり、同じ施設内にいる伯母(母の姉)と会うこともできず、

家族も施設内へ入ることができないまま、2年以上の月日が過ぎていました。

もうすぐ伯母の3回忌です…。

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🍀🍀🍀

 

2/16(金)の食事の同席後、翌週2/24(土)に再度、特養の食事に同席しました。

11:30頃に訪問すると、母👵は居室のイスに座り、ポンタちゃんをヨシヨシしていました😅

看護師さんがバルーンカテーテルを、入れてくださっていました。

 

下肢のむくみは続いていますが、バルーンカテーテルを入れて、以前よりは軽減しています。

靴のマジックテープがとめられるようになりました💦

 

しばらくすると、ケアマネさん👩‍🦱が食事のトレーを居室に持ってきてくれました。

👩‍🦱「今日はお部屋でお食事してもらいますね。ご飯を軟飯(やわらかいご飯)と、お粥の2種類用意しました」

👩「今日はひじきご飯ですね」

👩‍🦱「そうなんですよ。あと、先日話していた、ダシ汁のトロミを用意しているので、おかずに混ぜてみますね」

 

ケアマネさんの介助で、母の食事が始まりました。

👩‍🦱「Sさん、ごはんですよ。今日はひじきご飯ですよ。お口あけてくださいね。はい、あーん」

介助はスプーンで、まずは軟飯から。👵はモグモグしますが、飲み込むまでにはやはり時間がかかります。

 

👩‍🦱「Sさん、次はお粥を食べてみましょうか。こっちの方が食べやすいかな。はい、あーん」

👵モグモグ、ゴックン

明らかにお粥の方が食べやすい様子です。

👩‍🦱「やっぱり、お粥の方がいいね…」

 

👩‍🦱「Sさん、次はお魚食べてみましょうか」

こちらも👵はモグモグしますが、なかなか飲み込めません。

水分だけが先に入ってしまい、魚の身がパサパサと口内に残ってしまう様子です。

👩‍🦱「少しおつゆ(とろろ昆布のおすまし)を飲んでみましょうか」

すまし汁で飲み込む感じになりました。

 

👩‍🦱「Sさん、今度はおだしのトロミを混ぜて食べてみましょうか。食べやすいかな」

魚にダシ汁にトロミをつけた物を混ぜて、スプーンであーん。

👵モグモグ、ゴックン

👩‍🦱「あ、飲み込めましたね。やっぱり、トロミもあった方がいいね」

 

その後、栄養士さんも居室に来られ、ケアマネさんと介助を交代。若い男性の栄養士さんでした👨

👨「こんにちは。少し様子を観させてくださいね」

ケアマネさんと同様に、軟飯とお粥、トロミなしとトロミあり、を介助しながら確認。

 

栄養士さんが食事介助をしている途中で…

👵「あ、あ、もう…」

と母が手を前に出し、食事を中断したいような、拒否するような仕草を見せました。ケアマネさんがすぐ行動。

👩‍🦱「ありがとう。もう交代するね。○○さんの方に行ってあげてね」

 

栄養士さん👨が居室を出てから、ケアマネさんが言いました。

👩‍🦱「Sさんは羞恥心が強いからね。たぶん、男性の介助には抵抗があるのよね」

👩「わかります…。そうだと思います」

ケアマネさんがまた食事介助を始めると、母は拒否なく食事を再開していました😅

 

食事が終わった後、居室でモモ・ケアマネさん・栄養士さんで話をしました。

話の内容は後で、ユニットの職員さんにも伝えました。

 

モモ👩「認知症の進行で、膀胱の機能が低下したように、身体にもいろいろな影響が出てきていると思います」

👩「口内で噛む、撹拌する(混ぜる)、飲み込むという、それぞれの行動はできるけれど、つながらなくなっていると思います」

👩「また、唾液も出にくくなっていると思います。食事中にずっと鼻水が出るので、唾液と鼻水を脳が誤作動しているのかも…😅」

 

👩「介護の方針で、できることは続けてできるように、楽な方へ変更すると『できなくなる』…というのはわかっています」

👩「けれど私は家族として、もう無理はさせたくない、『できなくなっていっても良い…』と思っています」

👩「やはり長時間の食事は、本人も介助者もしんどいと思うのです。毎日の食事が苦痛でないように、楽に食べられるようにということを希望します」

 

👩‍🦱👨「わかりました。ご飯はお粥にして、トロミも使用していきますね」

👩「よろしくお願いします。ところで、伯母の時には食事用エプロンを用意しましたが、母には買わなくていいのでしょうか?」

食事介助中、どうしても👵が口を開けるタイミングが合わないと、スプーンからこぼれて服が汚れてしまいます💦

 

ケアマネさんが言いにくそうに…

👩‍🦱「(市町村や都道府県、国からの)『指導』が入っているんです…。自分で食べる人にはエプロンの着用はOKですが、介助が必要な人にはエプロンはダメで、必要時はタオルなどで…と💦」

👩「あぁ…。そうなんですね…もう、ほんといろいろ大変ですよね…😓」

 

🍀🍀🍀

 

わかるんですよ。

残された機能はなるべく使い、長持ちさせて低下を防ぐ、

みんなにズラッとエプロンをさせて、親鳥がヒナにエサをあげるように、ポイポイと介助してはいけない、

もちろん、みんなわかっているんですよ。職員さんたちは、もっとよくしてあげたい、とみんな思っているんですよ。

人数が足りて、時間があるのなら

ほんとに、ここを解決せずに、「指導」ばかり増えていくことに、ちょっと怒りを感じました…。

 

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