こんばんは。
7/13(日)に3回目の万博へ行った時、西ゲート側のフューチャーライフゾーンのフューチャーライフヴィレッジで、とても嬉しい出会いがありました。

7/8(火)~7/14(金)の期間限定の「しあわせを呼ぶ認知症 もしも認知症になったら」という出展に、偶然出会うことができました😊

大阪大学・NEC Beyond 5G協働研究所・日本モンテッソーリケア協会 協同体さまのページ⬇️
https://www.mocajapan.com/happy-dementia
🍀🍀🍀
暑さや移動で疲れていたので、文字の多い展示などはすーっと通り過ぎていた(ごめんなさい🙇♀️)のですが、モニターのこの言葉に足が止まりました。

その通り‼️
認知症介護を支えるデジタル技術について、「ここまできているのか…」と感動したので紹介したいと思います。
大阪府豊中市のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「柴原モカメゾン」さまでの取り組みの映像でした。

サ高住でのケアマネ経験がありますが、サ高住には自立度の高い方が多く元気な認知症の方も多い印象です。
認知症介護者・特養介護職員の経験も交え、感想を入れながらお伝えします。
お部屋でくつろぐ佐倉(S)さん。

部屋には「環境センサー」が設置されています。

温度・湿度・照度・騒音の情報がリアルタイムで確認できます。

エアコンの誤操作による室温の変化などを、離れた場所から検知することができます。夏に暖房…あるあるです💧

サ高住では個室でテレビを見たりして過ごす方も多いので、熱中症予防にも役立ちありがたい。
靴の中敷きには「インソールセンサー」が組み込まれています。

歩行速度・歩幅・歩行状態の情報がリアルタイムで確認できます。

日々の記録が残ることで、歩き方の変化や夜間の歩行状態を確認することができます。

職員が歩幅や歩行速度を正確に測ることは、忙しい業務の中では困難です💧歩行状態も「何だかいつもと違う…」という感じになるので、これもありがたい。
夜間の何時頃にどう移動しているかの記録も、夜勤職員に役立つと思います。
Sさんが職員とタブレットで今日のスケジュールを確認している時、タブレットのカメラがSさんの表情を読み取ります。

どこの場所にいるかもわかります。呼吸数・顔色・まばたき回数の情報をリアルタイムで確認。

日々の生活の中で、負担なくバイタルサインを確認することができます。

これでバイタルサインの確認ができたらありがたい。体温・血圧・SPO2を何度も測定するのは、する方もされる方も大変です💧
18:00にSさんの不安なこころの状態が検知されました‼️

施設内での実際の様子…。

👵「夕ご飯を作るために家に帰らなきゃ」と言い、玄関で自分の靴を探しています。あるある…💦

言葉・行動・表情の状態をセンサーが読み取り、

時間や内容を言語化して記録されます。これこれ…施設ではこれを記録に残すように言われるのですが、対応もしないといけないので、なかなか記録する時間が取れません💧
自動で書いてくれるなんてありがたすぎる😭

センサーで情報収集し、言葉・行動・表情のデータと歩行情報や健康情報を総合的に分析して…
こころの状態を推定することができる
すごい\(^o^)/\(^o^)/

まだ1分しか過ぎていないけれど…。

職員のデバイスにこころが不安な状態になっているSさんへの、「推奨アクション」候補が通知されました。
流れとしては…
測定されている様々な情報から、この後Sさんのこころの状態がさらに悪くなることを予測。
⬇️
これまでの記録から、状態を改善する可能性が高いと思われる「推奨アクション」がが導き出される。
⬇️
職員のデバイスへ通知
推奨アクション
①富士登山映像
②ビートルズ♪

施設での実際の様子。
職員が「テレビで富士山の特集をやってるよ」と声をかけ、一緒にリビングルームへ移動。
するとSさんが楽しそうに富士山の思い出を話し始めました。

こころの状態の変化を推定し、職員へ通知された「推奨アクション」を実行することで、状態が悪化する前に対応することができる。
そう‼️この素早い対応が大切なんです。表情が険しくなったらすぐに対応‼️ここは本当に大事です。
けれど人手不足で「ちょっと待ってくださいね…」となる場合も多く、どんどん険しい表情になってしまいます💧
🍀🍀🍀

・デジタル技術により様々な情報をリアルタイムで確認することが可能になる。
・行動記録や過去情報と組み合わせて分析することで、少し先の行動を予測する。
すごい\(^o^)/
今の現場では職員の経験値に頼っての行動予測が多く、過去情報は職員の入れ替わりで途切れてしまいます…。

・認知症の方の少し先の行動が予測できれば、少し早くサポートすることができる。
・症状悪化を回避し、介護現場に多くのしあわせを作り出すことを目指している。
ということで、認知症ケアの未来がどんどん進歩していることを知りました。
「眠りスキャン」が導入された時のように、これが普通になっていくのだな…と感じました。
若くて熱心な研究者の方とも少しお話させてもらいましたが、この「介護現場に多くのしあわせを作り出す」というピュアな目的が、お金儲け主義の人達にまた悪用されそうで少し不安も感じたのでした…😢