認知症ママとケアマネ娘の介護離職日記

ヘルパー・ケアマネ・訪問調査員の仕事を経験し、現在は2回目の2拠点(実家と自宅)生活中。認知症ママは2024年4月にお空へ旅立ち、同居中の高齢父との生活をつづります。 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

そして介護職員は減っていく😢

こんばんは。

3月にオープンした勤務先の特養ですが、やはりいろいろな事が起きています。

職員確保も困難なようで、職員紹介制度(紹介するとお金がもらえる)も利用してほしいようですが、人に紹介できる職場とは言いにくい…😥

 

バラが咲きました\(^o^)/

 

🍀🍀🍀

 

身体を痛めている職員が増えている

モモも坐骨神経痛に苦しんでいますが、ユニット内にも膝を痛めてベルトを巻いている人や、肩の痛みで整体や鍼灸に通っている人が出ています。若い男性も腕を痛めているようです。

休憩時間に他のユニットの人達と話をしていると、

👩「私も膝の上の方が痛くて…。前の施設では大丈夫だったのに」

👩「私は腰と膝が痛くなってて、病院に行くか迷ってる…」

👩「私は前の施設は腰痛予防に力を入れていて大丈夫だったのに、ここに来てから痛みが出てきている…」

と、何だかみんな身体を痛めている様子。これは個人の介護技術の問題だけではなくて、人手不足も要因だと感じます。

 

ユニット型特養なのに…

母も伯母も入所していたユニット型特養ですが、メリットとして

・プライバシーが確保される

・細やかな個別ケアができる

・ほかの入居者とのコミュニケーションが盛ん

などがあります。

⬇️ケアスル介護さまのページ「ユニット型特養とは?」

https://caresul-kaigo.jp/column/articles/95/

個室なのでもちろんプライバシーは確保されます。けれど人手不足のため細やかな個別ケアは困難な状態です💧

利用者さまのペースに合わせてゆっくり介護を行いたいけれど、職員がバタバタと走り回っている現状です😭

 

これは他の施設も同様のようで、Yahoo知恵袋に若い方がワンオペ介護の悩みを打ち明けておられました。

・昼食介助中(スプーンで口へ運ぶ介助が必要な方もおられます)に、他の利用者さんが1人でトイレへ行き汚染(失敗してしまった💦)

⬇️

・汚染処理(着替えやトイレの片付け)をしている間に、他の転倒しやすい利用者さんが立ち歩き😱

⬇️

・他の利用者さんが飲み物をこぼす😭(コップを倒してしまったり、自分で床に流してしまう方もおられます)

⬇️

また別の利用者さんが、同じテーブルの他の人のご飯を食べてしまった😵💧

これらの事が同時に起こり、後始末や事故報告書(ご飯の件)の記入、もし転倒や誤嚥(ごえん)が起きていたら…と怖くなり、転職したくなったと。

 

この質問に対するベストアンサーが…

日本の介護保険法(人員配置基準など)という悪法が産んだ悲劇。自分が壊れないうちに逃げるべき

でした。ほんまやで~😒

⬇️Yahoo知恵袋さまの質問ページ

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14295104144

 

そして介護職員は減っていく

命を預かる大切な仕事を少ない人数で行っている介護職員の…

お給料安すぎへん?

今月のモモのお給料明細⬇️

もちろんこれでは最低賃金を満たしていないので、処遇改善加算などが付くのですが、それにしても基本給時給900円ってどう思われますか?

www.manmarun.com

「子供のおこづかいか‼️💢」

と言って退職された方もおられました…。

また事務所では売上、売上とうるさく言われるらしく、ケアマネや相談員も退職し他職員が兼務で行っているようです。

残ったケアマネも利用者の名前さえ把握していない様子で、思わず訪問調査の日に助けぶねを出してしまいました💧

 

🍀🍀🍀

 

モモのユニットは13人が入所され、入院していた方も元気になって退院し、いよいよ満床になりました。

最近の感動したことベスト3

3位:認知症で怒ることが多い利用者さんが、トイレで急に🧔‍♂️「ありがとね…」や👵「忙しいのにごめんね…」と話された時に感動。忙しいと思わせてしまってごめんなさい。

2位:認知症の方と会話中、👩「お嫁さんや娘さんがいつも来てくれて優しいね~」👵「ちゃんと種をまいてたからやで…」と話され感動。元気な時に相手によくしておく事(種をまく事)が大事と勉強になりました。

1位:認知症が進行し意志疎通が難しい女性。静かなおとなしいイメージでしたが急に👵「しょんべん、でた」と話され、本当に尿が出ていて感動。イメージとは違う「しょんべん」という言葉にもびっくりでした😅

 

介護の仕事には本当に感動が多く、教えてもらうこと、勉強になることも多いです。幸せホルモンも出ていると思います。

希望を持って入職した人達や、遠い国から来てくれた若い実習生の人達が、楽しく働ける職場であってほしいなぁ…。

6月にまた職員の移動があるようなので、少し良くなればいいのですがどうなることやら…。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ