認知症ママとケアマネ娘の介護離職日記

ヘルパー・ケアマネ・訪問調査員の仕事を経験し、現在は2回目の2拠点(実家と自宅)生活中。認知症ママは2024年4月にお空へ旅立ち、同居中の高齢父との生活をつづります。 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

職員を大切にしない施設の未来👴👵

こんばんは。

今週は新規オープンの「特養」で働いてみて、見えてきた「いろいろ」について連投するつもりでしたが、昨日は疲れて連投できませんでした💧

経験があり尊敬できる職員さんが、次々と辞めていく職場に、この人達を辞めさせてしまうなんて、もったいないなぁ…と感じています。

介護の職場はどこも人手不足なので、「できる人材」が来てくれた時には、もっとお給料を払い大切に育てたらいいのに…。

 

 

🍀🍀🍀

 

3/1に新規オープンした「特養」では、2/1から職員研修が1か月間行われました。

 

研修日初日に受付で、メモ用紙のような白紙が渡され、名前をマジックで書くように言われました。

そして紙の上部の2つの穴に、ピンク色のリボンを通して結び、首からかけて名札として使うように…と。

ペラペラの紙にペラペラのリボン、1日めだけ自己紹介のために使うのかな?と思っていたら研修期間中ずっと使用でした💧

もちろんボロボロになってしまうので、自分で買った名札入れを使用する人や、作り直す人、使用をやめる人も…。

1か月も使用するなら、きちんとした名札ぐらい用意するのでは…。この時点で「ケチだなぁ」と噂が出ていました。

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1か月の研修期間中も、内容が決まっていない時間が多く、必要な備品を考えてほしいとか、買ってきてほしいとか…。

初めての施設ならともかく、他に「特養」を運営しているなら、必要備品はわかるはずで、普通は会社で購入するのではないのかな?

100円ショップへ職員が「ガーグルベース(うがい用容器)」を買いに行かされるなんて、変な会社だなぁ…と思いました。

お粥をすくうレードルを、予算に合う物が見つかるまで、何時間も探しに行かされる職員も…「時間の無駄」だと思うけどなぁ🤔

 

それなのにオープンが近づき、他の施設勤務経験者の人達が「あれが必要」「これも必要」「あれを置く場所が必要」と伝えても、

帰ってくる答えは「予算がない」「わかっているが仕方ない」と、うやむやなままで…

結局、足りない物だらけでのスタートとなりました💦

 

ビニール袋がない、ラップがない、テープがない、お茶を作っても保存するボトルがない…ない、ない、ないのてんやわんや😭

お茶や飲み物を入れるボトルは、「『なるべく安い物を買え』と(上から)言われたので💧」と、申し訳なさそうに栄養士さんが持ってきてくれました。

さすがに安いだけあり、とても使いにくい物でした。今も毎日イライラしながら使用しています。

食洗機はあるけれど、「乾燥のみ」に使用しろするようにとのことで、食洗機用の洗剤はなし。手洗い用の「食器洗剤」は見たこともない安物で、手荒れでガサガサに…。

 

もう会社がケチなことは周知の事実となり、誰も期待しなくなっています。

良くないことだけれど、必要な物は自分達で持ってきたりするようになってしまいました。

職員にとって良くないことだし、会社もそれが当然と思うようになれば、本当に良くないと思います😒💢

 

🍀🍀🍀

 

せっかくの新しい施設なのに、職員目線の設計がされていない部分が多く、やはり職員を大切にするという部分が欠けているように感じます。

利用者用トイレに棚や物入れがない(替えのオムツや物品を入れる場所がなく不便)こと、車通勤の職員が多いのに駐車場が遠いこと、職員休憩室に荷物を置く場所がないこと、夜勤者が仮眠できる部屋がないこと、喫煙所がないこと…などなど。

職員を大切にしない施設からは、良い職員は離れていってしまい、良い人材が育たず、良い施設にはなれないのだなと感じています。

 

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