認知症ママとケアマネ娘の介護離職日記

ヘルパー・ケアマネ・訪問調査員の仕事を経験し、現在は2回目の2拠点(実家と自宅)生活中。特養の母、同居中の父との生活をつづります。 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

トイレ前に手すり設置👴②

こんばんは。

いよいよお盆休みになりましたが、地震や台風が続き、帰省や旅行に行かれる方は、迷うだろうなぁ…と思います。

大阪の自宅では、災害時用の準備を行っていますが、実家では特に準備を行っていませんでした💦

実家での父👴との暮らしも、いつまで続くかわからないので、今回まず「水」を購入し、その後少しずつ準備を始めています。

 

👴は自分のご飯をまとめて5回分炊飯しますが、忘れることが多くなったため、「炊飯日」はこの自筆メモを貼っています😅

 

🍀🍀🍀

 

トイレ前に手すり設置

8/6(火)にトイレ前に手すりを設置してもらいました。⬇️

www.manmarun.com

【before】

【after】

壁の横に👴の寝室の引き戸があり、写真は引き戸を閉めた状態です。

 

👴は現在、手すりなしで歩行できているため、横型の手すりは必要ありません。

けれど、今後歩行が不安定になった時には、トイレからベッドへの移動時に必要になると考え、L字型の手すりを選択しました。

引き戸を開けた状態⬇️

 

実際に父がトイレから出てくる状態を確認しました。

👴「なんや⁉️」

👩「どう持ってるのかな?と思って。写真で確認中…パシャリ✨」

👩「持ちやすい?」

👴「うん、持ちやすいわ」

 

専門業者以外に依頼する時の注意点

 

母の「介護保険」を利用して手すりを設置した時は、もちろんケアマネさんと福祉用具の事業所さんへ依頼しました。

ケアマネも介護のプロではありますが、やはり福祉用具や住宅改修については、専門の事業者さんが新しい情報をたくさん持っているので、頼りになります。

「福祉用具専門相談員」等の資格保持者も多いです。

 

今回は屋根の雨どいの工事に追加で、Kさんに手すり設置を依頼しました。Kさんは福祉用具の専門事業所の方ではありません。

見積り時にこんな会話がありました。

👩「じゃあ、L字型の手すりでお願いしますね。縦は角に近すぎると、手が入りにくいと思うので、少し離してほしいです」

🧔「そうですね。設置する時にお父さんに確認してもらいますね。横の高さは普通『80センチ』なんでそれで…」

 

その時はスルーしてしまったのですが、モモは後で気になり、洗面所に設置している手すりの高さを測定しました。

洗面所の手すりは設置時に、母と父の身長や手の長さから、担当者の方が計算した「85センチ」となっていました。

モモは「普通は…」という言葉に違和感を感じ、「80センチ」は父の身長では、少し低いと感じたのです。

 

それで工事日の連絡の電話があった時に、Kさんへ伝えました。

🧔「材料が揃ったので、8/6(火)に工事に行かせてもらっていいですか?」

👩「はい、私は仕事なので父に伝えておきます」

👩「それで手すりの高さなんですが、80センチと話されていましたが、父は割と背丈があるので、『85センチ』でお願いしたいんです。洗面所の手すり設置の時に、高さを合わせてもらっているので、みてもらっていいですか?」

🧔「はい、わかりました。洗面所の手すり、見せてもらいますね」

 

専門職以外に依頼すると、「『標準』の数値や場所」で工事が行われてしまうことがあるので、注意が必要です⚠️

介護が必要な人は、それぞれ身体状況が異なり、その人に合った選択が必要で、とても大切なことなので、皆さまご注意を…。

手すり設置後に測定すると、高さは「85センチ」で設置されていました。補強板は不要だったようで、金額は23,000円でした。

 

父の寝室の引き戸の下部についているコマが割れて、引き戸の開閉がしにくくなっていたのですが、コマの取り替えもしてもらったようです。

Kさんありがとうございました🙇‍♀️

 

🍀🍀🍀

 

介護保険を利用しなかった理由

👴は介護保険の「認定」をまだ、受けていません。

以前と比べて、見守りや声かけ、通院同行が必要になっており、娘が介護のために同居しているということもあり、伝え方によっては「要支援1」は認定されると思います。

(ケアマネ&訪問調査員の経験からです😅)

介護保険の「認定申請」を行い、「住宅改修」を利用することも考えましたが、今回はやめて「自費」で設置してもらいました。

 

その判断理由は…

①本人が「持ちにくい」と言っているので、転倒防止のため早く設置した方が良い。

➡️介護保険の「認定申請」を受けてからの「住宅改修」には時間がかかる💦

②認定を受けることで、本人のモチベーションが下がってしまう可能性がある。

➡️「要介護者」になってしまった😭…と落ち込むことが予測される。

③トイレのドアが「内開き」なので、今後、「引き戸」などへ改修が必要になるかもしれない。その時に利用した方が良いかもしれない。

➡️トイレや浴室のドアが「内開き」なのは危険です。中で倒れた時に、身体が当たり、ドアが外から開けられなくなります⚠️

 

判断は本当に人それぞれなので、迷ったり困ったら、役所の介護保険の窓口や、地域包括支援センターへ相談してくださいね。

もちろん担当ケアマネさんがいる方は、ケアマネさんに相談してください😊

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